ホンダF1にとってのラストレースとなるF1アブダビGPがいよいよスタートする。2015年にマクラーレンのエンジンパートナーとしてF1復帰してからの7年間、140戦の中には、たくさんの悔しさと、それ以上に忘れられない瞬間があった。そして、ラストイヤーとなる今年は絶対王者メルセデスとタイトルを争っている。
マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは同ポイントで並び、先にゴールにたどり着いた方がタイトルを獲得する。それはマックス・フェルスタッペンにとって初、レッドブル・レーシングにとって2013年以来、ホンダF1にとっては1991年以来のアイルトン・セナ以来の栄冠となる。ホンダF1は、ラストレースにむけてメッセージを投稿した。『じゃ、最後、行ってきます。』で締めくくられるメッセ―ジに、同じ日本の自動車メーカーであるトヨタは『ラストレース、ご安全に、行ってらっしゃい!』と送り出した。