ホンダは、2021年にデイル・コイン・レーシングでホンダのエンジンでインディカーに参戦することになった元F1ドライバーのロマン・グロージャンの“ファミリー”加入を歓迎した。昨年末でハースF1のシートを失ったロマン・グロージャンは、アメリカに戦いの場を移し、デイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦することが決定。オーバルを除く、ロードコースおよびストリート・サーキットでのレースに参戦する。
ホンダは、デイル・コイン・レーシングにエンジンを供給しており、ロマン・グロージャンは、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリー、そして、角田裕毅などに加わり、ホンダユーザーとなる。ホンダは、ソーシャルメディアを通じてロマン・グロージャンを歓迎。驚くべきことに「ロマン、ホンダファミリーへようこそ!」と投稿したのはホンダF1のアカウントだった。ホンダは、2021年限りでF1から撤退するが、当面はインディカーの活動は継続する。マン・グロージャンは、F1でのフルタイムのキャリアは“完結”したと見なしているが、必要とされればF1ドライバーの代役を務めることにはオープンな姿勢を見せている。「僕としては完結したものだと思っているけど、決してないとは言えない。F1に良い機会があれば、喜んで参加したい」とロマン・グロージャンはコメント。「僕には経験があるし、マシンに適応できると思う。最近、ピエール・ガスリーが新型コロナウイルスに感染したという記事を見たけど、新型コロナウイルスはまだ存在しているので、ドライバーがレースに出場できないリスクは常にある」「F1を離れた最も最新のドライバーは、ケビン(マグヌッセン)、僕、そして、アレクサンダー・アルボンだ。僕たちには経験があるし、最新のマシンを知っている。電話を受ける可能性はあると思う」 この投稿をInstagramで見る Honda Racing F1(@hondaracingf1)がシェアした投稿