ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPの金曜フリー走行を振り返った。2020年シーズン最後のレースウイークの金曜日。ホンダのF1エンジン搭載のレッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダの両チームは、開催となったヤス・マリーナ・サーキットで初日から力強さを見せた。
ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3番手、アレクサンダー・アルボンが4番、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが11番手、ピエール・ガスリーが13番手で初日のセッションを終えた。「今日のシーズン最終戦初日は、2チーム・4台ともに大きなトラブルはなく、スムーズな1日となりました」と田辺豊治はコメント。「ここは比較的オーバーテイクが難しいサーキットですので、明日の予選でいいポジションの確保が重要となります」「また、明日の予選および日曜のレースは17時開始となるため、同時刻に行われた今日のFP2のデータが特に重要になってきます」「今シーズン最後となる明日の予選に向けて、今晩十分にFP1とFP2のデータを解析してセッティングの最適化を図っていきます」
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