ホンダF1の田辺豊治は、F1ベルギーGPでの結果は“まずまず”だったと振り返るものの、メルセデスとの間にはまだパフォーマンス差があると感じていると語る。F1ベルギーGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはメルセデスとの差を0.5秒まで縮めた。しかし、メルセデスは2基目のパワーユニットを投入しており、すでに次戦F1イタリアGPから禁止となる予選モードを使っていなかったとの見方もある。
「ホンダとして4台全車が完走、3台入賞はまずまずの結果ではあるものの、なんとなく閉塞感のあるレースでした」と田辺豊治はF1ベルギーGPの週末を振り返る。「マックスがメルセデス勢に抑えられて、DRSトレインから抜け出せないという閉塞感がありました」「パワーユニット単体の評価は難しいのですが、パワーユニットが大幅に負けていれば、パッケージとしてのパフォーマンスは上がりません。そういった意味では、我々のパフォーマンスは戦えるレベルに来ているかと思います」ホンダF1は、F1ベルギーGPでは予選モードを使っていたが、メルセデスは使っていなかとの推測がある。メルセデスは予選モードが禁止されても、レースでその分の使えるだけだと楽観的に語っている。「そう感じる部分もありました。それが事実でないことを願っています」と田辺豊治は語る。「予選ではもしかするとそうかもしれないと思いました。ですが、レースはわからないです」「メルセデスはまだ先を行っていると思います。レースでは余裕を持っているなという印象です」
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