レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新しいエンジンパートナーであるホンダへの称賛を惜しまない。レッドブル・レーシングが、かつて4連覇を達成し、V6ターボハイブリッド時代に入っても勝利を収めているルノーから、F1復帰以降まだ表彰台に届いていないホンダへF1エンジンを変更したことには疑問の声も挙がっている。
しかし、クリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンはレッドブル・レーシングがメルセデスとフェラーリとの“ギャップを大幅に縮める”ために役立つと考えている。「もちろん、ライバルが何をやってきたかは決してわからない。もし、彼らが50キロワット以上を言いだしたならば、我々は大きな問題を抱えることになる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ホンダが冬の間に果たした進歩を考えれば、そのようなことが起こることはないだろうと考えている。「我々はこれほどエンジンを完璧に設置したことはいまだかつてない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「ボディワークの下はまるでスイス製の時計のようだ」「我々にはテスト初日にガレージですぐに使える4基のフレッシュでエンジンがある。そのようなことは今までなかった」ホンダに弱点があるとすれば、何よりもそれは信頼性ということになるが、クリスチャン・ホーナーは、レッドブルがペナルティを受ける必要にかられたとしても、特定のサーキットでは“それほど大きな影響はない”と主張する。だが、そうなるまでにレッドブル・レーシングは、新しいパートナーシップに適応するための過程を踏む必要があるとクリスチャン・ホーナーは語る。「我々にとってはすべてが新しい。エンジン、レギュレーション、ドライバー。まず何よりも、我々はパッケージの長所と短所を理解しなければならない」「だが、我々は他のクルマに対して逃しているものはないと思っている」
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