ホンダは10日、2008年F1世界選手権参戦体制を発表した。2008年も引き続き、ホンダ・レーシングF1チームとして、F1世界選手権に参戦する。また、テクニカルパートナーとして、スーパーアグリF1チームにもエンジン等を供給することも正式に発表した。
大島裕志本田技研工業(株)広報・モータースポーツ担当執行役員「Honda Racing F1 Teamは、今シーズン開発オペレーションを強化し、さらに日本の栃木研究所と現地との密接な連携のもと、レースチームの基盤を確実に強化できました。今シーズンも激戦が予想されますが、ファンの皆様の期待に応えられるよう、開幕戦から攻めのレースを続けていきます。また、SUPER AGURI F1 TEAMに関しては、Hondaに対しても多くの皆様から、ご心配や励ましの声をいただきましたが、参戦が決まり、嬉しく思っております。引き続き両チームへのご声援を、よろしくお願いいたします」Honda Racing F1 Teamチームプリンシパル : ロス・ブロウンチームCEO: ニック・フライデピュティマネージングディレクター : 中本修平ドライバー : ジェンソン・バトン : ルーベンス・バリチェロ所在地 : 英国ノーザンプトン州ブラックリーSUPER AGURI F1 TEAMチーム代表 : 鈴木亜久里ドライバー : 佐藤琢磨 : アンソニー・デビッドソン所在地 : 英国オックスフォード州ウィットニー ラングレー2008年Honda F1エンジン名称 : Honda RA808E形式 : 2.4L V型8気筒自然吸気 特徴 : 2008年のレギュレーション変更による、共通ECU導入とトラクションコントロール廃止に伴うエンジンの最適化、さらに出力および、フラットな トルク特性によるドライバビリティーの向上と信頼性を高次元でバランス。