ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1モナコGP 決勝を振り返った。F1モナコGPでは、ストフェル・バンドーンがポイント圏内を走るポテンシャルを見せたものの、セーフティカー後のレース再開直後に1コーナーでクラッシュ。無念のリタイアとなった。
ホンダのパワーユニットコンポーネントの交換により15グリッド降格となったジェンソン・バトンは、ピットレーンからスタートして1周目にピットインするという作戦に出たが、パスカル・ウェーレインを抜くことができず、最後はポルティエでウェーレインと接触してリタイアとなった。「今日のレースは、チームにとってシーズン初ポイントのポテンシャルを逃す残念な結末となってしまいました」と長谷川祐介はコメント。「ストフェルは12番手からスタートしなければなりませんでしたが、今週末彼に競争力があることはわかっていました。実際、彼は素晴らしいパフォーマンスとチームの素晴らしい戦略によってピットストップ後に10番手に浮上していました。今日彼が示したパフォーマンスは非常に励みになるものだと思いますし、あのような不運な事故でレースを終え、ポイントを獲得できなかったことは残念です」「ジェンソンのレースにもポテンシャルがありましたが、モナコはオーバーテイクが非常に難しく、彼は本気でプッシュすることができませんでした。彼の事故は期待外れでした。ですが、今週末、彼は素晴らしい熱意と陽気なパーソナリティーを持たしてくれましたし、チームのメンバー全員が彼とレースをすることを楽しんだと思います」「次はモントリオールですが、もちろん、その前にフェルナンドのインディ500への挑戦をテレビスクリーンで見ることに集中するつもりです」関連:【動画】 F1モナコGP 決勝ハイライト … フェラーリが1-2達成!