ホンダは、F1エンジンの大幅なアップグレードを信頼性が改善されずに断念したと Sky Sport のマーティン・ブランドルが伝えている。ホンダのF1パワーユニットの信頼性問題とパワー不足により、マクラーレン・ホンダは今シーズン唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、それぞれエンジン問題によってスタートできないグランプリを経験。
フェルナンドはまだ1レースしか完走しておらず、ストフェル・バンドーンはすでにパワーユニットの使用数制限を超えてグリッドペナルティを科せられている。ホンダは、シーズン中盤頃にエンジンにアップグレードを入れることを期待しており、来月のF1カナダGPで導入される可能性があると報じられていたが、マーチン・ブランドルはそれはもう実現しないと主張する。「昨日、ホンダの大幅なアップグレードはうまくいっておらず、キャンセルになったと聞いた」とマーティン・ブランドルは、F1モナコGPのフリー走行1回目の後に述べた。