ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1メキシコGP 決勝レースを振り返った。長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)「メキシコでのレースは、我々にとって大変残念な結果となりました。フェルナンドはスタートで外に押し出されてしまい、ジェンソンもその後ろで両者得意のジャンプアップを図れず。さらには、ピットストップ後のトラフィックにつかまり、ポイント圏内まで追い上げることができませんでした」
「ロングランのペースは安定していたものの、チームの力を発揮し切れずに71周が終わってしまいました。レースでは、両者のパワーユニットに少し異常が検知されました。フェルナンドは残り20周あたりでエンジンの出力を絞る必要が生じ、ジェンソンの方はERSの温度が上昇。後半はパフォーマンスを最大限に出せず、攻めきれずに終わってしまった感があり、とても残念です。それぞれの原因は、現在解析中です。アメリカでの長い2連戦が終わり、一度それぞれの本拠地に戻って、ブラジル戦に向けたデータ分析と戦略を考え、チーム全体を引きしめて次戦に臨みたいと思います」関連:F1メキシコGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン
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