ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、2017年F1シーズンに完全に焦点を移行する前に、今年あと2回のアップデートを導入できることを期待している。ホンダの理想的なプランは、今週末のF1ベルギーGPにそのアップグレードのひとつ目を持ち込むことだが、1週間後のイタリアでの投入になる可能性もある。
最終アップデートは、シーズン後半のフライアウェイレースのどこかのポイントでの投入が計画されている。両方のアップデートは、現在のホンダのパワーユニットの弱点である内燃機関に集中したものになると見られているホンダは、ここまで22のエンジン開発トークンを使用している。最も最近のアップグートはF1イギリスGPで2トークンを使用した内燃機関の開発で、残りは10トークンとなっている。「さくらは常に開発を進めていますし、準備がトトなったらすぐにでもそれを導入したいと思っています」と長谷川祐介はコメント。「残りは9戦だけですし、たとえアイデアがあっても、それを導入するチャンスは2回しかありません」「なので、我々はスパで1回、その後もう1回のチャンスがありあす。計画は全てのトークンを使い切ることです」ホンダは、10月初旬に2017年に焦点を完全に移行すると見られているが、長谷川祐介は、今年のエンジンの開発をいつストップするかという決断が最大のチャレンジだと認める。「いつ今年から来年いリソースを移行させるかという決断が私にとって最大の仕事です」「ここまで、私は今年を諦めてはいませんが、おそらく今月には決断しなければならないでしょう」「9月の後、リサーチをストップさせます」「10月と11月にダイナモテストを行いますが、その後、今年のためのリサーチは行いません」マクラーレン・ホンダは、最近のレースでしばしば4番目に速いチームだった。長谷川祐介は、それをより定期的に成し遂げられることを願っている。「4番目のチームでありたいです。メルセデス、レッドブル、フェラーリ、そして、マクラーレン・ホンダです」「パフォーマンスのレベルを測定するのは難しいですが、ハンガリーのような状況を繰り返したいです」「そのレベルを達成することができれば、我々は満足しなければなりません。いくらかの運があれば表彰台を獲得するチャンスがあるでしょう」