ホンダは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で、ジェンソン・バトンが16番手、ルーベンス・バリチェロは19番手だった。ホンダは、ハンガリーGP初日のフリー走行でRA108にシャークフィンを装着。また、新しいリアサスペンションを導入した。セットアップはまだ発展段階であり、初日はバランス作業に集中した。
ジェンソン・バトンフリー走行1回目 14番手 1分22秒917フリー走行2回目 16番手 1分22秒150「全体として今日はいい一日で、今週末初めてレースで使用する新しいリアサスペンションの理解を深めることができた。午前のセッションでは両エンドのグリップが低く、バランスに満足できなかったので、その後いくつかの改良を加えた。この変更のおかげで午後にはマシンのレスポンスが改善し、これまでのシーズンの中で、フィーリングが良くなっていると感じた。ロングランのペースは問題ないが、1周の速さに関しては、バランスを見極めていくことが必要だ。」ルーベンス・バリチェロフリー走行1回目 15番手 1分23秒093フリー走行2回目 19番手 1分22秒448「新しくしたリアサスペンションと空力パーツを使用し、セットアップ作業を行い、チャレンジングな一日だった。午前にトラックの状態が良くなったときは、マシンのバランスが適切でタイヤの状態も良かった。残念なことにアンダーステアに苦しんだので、今夜はデータをよく調べて、予選を前に正しい方向性を検討する必要がある。ここではオーバーテイクのチャンスが少ないので、グリッドが重要になる。」スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア「気温が高く、平均スピードが低いため、ここはいつもブレーキとエンジンに要求の高いサーキットだ。また、3週間後のバレンシアでは、同じように暑い週末を迎えることに留意しなければならない。したがって、エンジンのマネジメントがここでは特に重要になる。このサーキットの性質から、ブリヂストンはソフトタイヤとスーパーソフトを用意しており、グレイニングとオーバーヒートを避けるため、バランスを保つ必要がある。さらに、高温はドライバーにとってもレースをタフなものにするだろう。しかし、われわれのドライバーはこのような状態に対し、準備を万全に整えている。われわれは今週末、いくつかの大きなメカニカル面でのアップグレードをマシンに施しており、また、シーズン中盤の空力開発も最終段階を迎えた。安定性と高速コーナーでのグリップについてははっきりとした改善が見えるものの、これらの開発によってマシンの性格は大きく変化しており、セットアップは発展段階にある。バランスを最適化するためにはまだやることがあり、それが今日のタイムシートに反映されている。」
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