ニック・ハイドフェルドが、レベリオン・レーシングからFIA世界耐久選手権の3戦に参戦することが決定した。2012年から世界耐久選手権に参戦するレベリオン・レーシングは1日(水)、ニック・ハイドフェルドと契約を発表。ハイドフェルドが、開幕戦セブリング12時間、第2戦スパ・フランコルシャン6時間、そしてル・マン24時間に参戦することを明らかにした。
スイスの時計メーカーであるレベリオンがサポートするレベリオン・レーシングは、2代のロータ・トヨタでの参戦を表明しており、すでにしてニール・ジャニ、ニコラス・プロスト、アンドレア・ベリッチ、ハロルド・プリマとの契約を発表していた。今回、新たにジェローム・ブリークモレンとニック・ハイドフェルドとの契約を発表し、6人のドライバーラインナップが揃った。ニック・ハイフェルドは、F1で183戦に出場。2011年にロバート・クビサの代役としてロータス・ルノーGPからF1参戦したが、シーズン途中にブルーノ・セナと交代になり、F1での将来が疑問視されていた。ニック・ハイドフェルドは、1990年にメルセデス・ベンツでル・マンに参戦している。ニック・ハイフェルド「新たな挑戦をとても楽しみにしている。特にセブリングは自分にとって初めてのサーキットだからね。1999年にル・マンに参戦して以来、ずっと耐久レースに戻ってみたいと思っていた。レベリオン・レーシングに加入できたことを嬉しく思っているし、すでに実績のあるチームで役に立てるはずだ」バート・ヘイデン (レベリング・レーシング チーム代表)「ル・マンやセブリングのような長距離レースに向けて、我々には多くのドライバーの候補がいた。ニック・ハイドフェルドがチームに加入することになり、彼の活躍を楽しみにしている。彼は“クィック”で経験も豊富だ。チームは、ニックを歓迎しており、今からWEC開幕戦セブリングを楽しみにしている」