メルセデスGPは、2011年のテスト兼リザーブドライバー候補との交渉を進めているが、ニック・ハイドフェルドが復帰することはなさそうだ。ニック・ハイドフェルドは、昨年ザウバーでF1復帰するモア、メルセデスGPのリザーブドライバーを務めていた。しかし、メルセデス・ベンツのマーケティング責任者ヨアヒム・シュミットは、今年はドイツ人以外のドライバーが就任する予定であることを示唆した。
「我々にはすでに2名のドイツ人ドライバーがいる」とヨアヒム・シュミットは Bietigheimer Zeitung にコメント。「現在、我々は潜在的候補と話し合っている」とヨアヒム・シュミットは付け加えた。昨年メルセデス・ベンツは、長年パートナーだったマクラーレンと離れ、メルセデスGPとして初シーズンを過ごした。ドライバーには7度のワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグを起用したが、コンストラクターズ選手権4位という結果に終わった。しかし、ヨアヒム・シュミットは「マクラーレンとパートナーを組んでいたときと比較して、財政的な負荷は明らかに低くなっている」と主張。「広告収益とFOMからのお金は、我々にとって以前よりも経済的により魅力的だ」