ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2026年F1モナコGP開幕を前にした木曜日、超希少なドゥカティの特別モデルでパドック入りし、大きな注目を集めた。フェラーリ移籍2年目を迎えたハミルトンは、前戦カナダGPでフェラーリ加入後最高となる2位表彰台を獲得。好調な流れのまま、F1屈指の伝統を誇るモンテカルロの週末に臨んでいる。
100台限定の記念モデルでパドック入りハミルトンが乗って現れたのは、ドゥカティ創立100周年を記念して製作された「パニガーレ V4 S 100」。この特別仕様車は世界限定100台のみの生産となる希少モデルで、1972年のイモラ200マイルレースを制した「750イモラ・デスモ」をモチーフにしたシルバー基調のカラーリングが採用されている。最高出力は216馬力、車重はわずか187kgというハイパフォーマンス仕様で、ドゥカティの歴史を象徴する記念モデルとして位置付けられている。以前から知られる“バイク好き”の一面ハミルトンがF1パドックへ特別なバイクで現れるのは今回が初めてではない。過去には希少なMVアグスタに乗る姿も確認されており、モータースポーツ界でも有数のバイク愛好家として知られている。2019年にはスペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで、MotoGP7度王者のバレンティーノ・ロッシとライドスワップを実施。ハミルトンはヤマハのMotoGPマシンを体験し、ロッシは当時のメルセデスF1マシンをドライブした。このイベントは両者の共通スポンサーであるモンスターエナジーの協力によって実現した。フェラーリで最高の流れを持ってモナコへハミルトンは前戦カナダGPで2位に入り、フェラーリ移籍後最高成績を記録した。今季2度目のグランプリ表彰台となり、ドライバーズランキングでもチームメイトのシャルル・ルクレールとの差を3ポイントまで縮めている。また、モナコGPはハミルトンにとって相性の良い舞台でもある。過去に3勝を挙げており、フェラーリ移籍後初勝利への期待も高まっている。前戦で見せた競争力に加え、低速コーナー主体のモナコはフェラーリSF-26の特性にも合致するとみられている。パドックでは特別なドゥカティで視線を集めたハミルトンだが、本番では表彰台争い、そして優勝争いの中心人物となるか注目される。
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