ルイス・ハミルトンは、スクーデリア・フェラーリに加入後、F1グランプリ予選で自己最高の4番グリッドを獲得。F1オーストリアGP予選後、「確実に進歩を感じている」と前向きな姿勢を見せた。予選ではランド・ノリス、シャルル・ルクレール、オスカー・ピアストリに次ぐ4番手を獲得。フェラーリ移籍後初のグランプリ予選での上位スタートとなり、決勝では表彰台争いも視野に入る。
「少しずつ前進している」と語ったハミルトンは、「毎回、新しいタイプのマシンで新しいサーキットに挑んでいて、その特性に毎回驚かされる。慣れているドライバーに追いつくために、できるだけ早く学ばないといけない」と語った。今週末はフェラーリがアップグレードを投入しており、その効果も感じられたという。「今回のアップグレードはとてもポジティブだった。チームも予選中のポジショニングなど、オペレーション面で完璧だった。今季一番良い仕事ができたと思う」レース本番に向けても、表彰台獲得を目指して意欲を見せた。「ポールは無理だったけど、フロントロウは狙えたと思う。それがポジティブなポイント。あとはそこから学んでいきたい。リヤがロックする問題があったので、それを何とかしないといけない」と、改善点を口にした。なお、ハミルトンは今季第2戦のF1中国GPスプリント予選でポールポジションを獲得しているが、グランプリ予選でのトップ4入りは今回が初。フェラーリ加入後、着実にフィットしつつある様子を感じさせる週末となった。
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