ルイス・ハミルトンは、2024年F1第6戦マイアミGPの予選で、Q2での3番手から8番グリッドに後退した後、タイヤパフォーマンスを常に最大限に引き出すことができなかったことを認めた。それでもメルセデスのハミルトンは、トップ10に入れなかった24時間前のスプリント予選よりも本予選が良かったことに満足していると語る。
スプリント予選で12番手だったハミルトンは「全体的に今日はずっといい一日だったと言える」とコメント。「少なくとも最初のレースであるスプリントレースでは前進した。予選でQ3に進出できたのはポジティブなことだ」「Q3はあまり良くなかったけど、進出できたことに感謝している。でもコンマ8秒差というのは厳しいね」ハミルトンはニコ・ヒュルケンベルグを100分の4秒以下の差で下して8番手となった。「僕たちは明らかにハースと戦っているけど、それが僕たちのマシンの本当の速さなのか、それともタイヤのせいなのかはわからない」「このタイヤにはたくさんの要素が詰まっていると思う。とにかく苦戦している。シーズンを通して使いこなくことができていない」ルイス・ハミルトンは、予選1時間を通してコンディションはおおむね安定していたが、安定したラップタイムを出すのは難しいと感じた語った。「路面温度はずっと同じような感じだったし、グリップもすごく良かった」とハミルトンは語った。「でも、このタイヤはとても繊細で、1周を通して最大限のポテンシャルを発揮させることに苦労している」Q2でソフトタイヤで3番手タイムを記録した後、Q3では同じラバーでタイムを再現することができず、セッション終盤にミディアムコンパウンドに履き替えた。「Q2ではかすかな希望が見えたのに、Q3ではどこにもなかった」とハミルトンは語った。