ルイス・ハミルトンは、レッドブル・ホンダF1はメルセデスに勝てるペースを持っているが、“多くのミスを犯している”ため、チャンピオンシップで2位にいると語る。レッドブル・ホンダF1は、プレシーズンテストで印象的なパフォーマンスを発揮し、優勝候補として2021年のF1世界選手権に入った。一方、メルセデスF1はマシンに仕上がりで劣勢に立たされていることを繰り返し述べていた。
しかし、メルセデスF1は開幕4戦でルイス・ハミルトンが3勝を挙げ、レッドブル・ホンダF1は両方のチャンピオンシップで2位に位置している。マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに14ポイント差を付けられ、コンストラクターズ選手権ではメルセデスがレッドブル・ホンダに39ポイント差をつけている。ルイス・ハミルトンは、それはレッドブル・ホンダF1が“たくさん”のミスを犯しているからだと語る。「まだ彼らの方がパフォーマンスを持っていると思う。ただ、彼らは多くのミスを犯している」とルイス・ハミルトンは Sky Sports に語った。「だから、僕たちが自分たちが出している結果を信頼し続けることはできない」開幕戦F1バーレーンGPでは、マックス・フェルスタッペンがレース後半にコース外からルイス・ハミルトンを抜いたことで7ポイントを失った。イモラでは勝利を挙げたが、ポルトガルではターン1でトラックリミットを違反したことでポールポジションを逃したことが週末の結果に響いた。決勝でも再びトラックリミット違反によってファステストラップを失った。ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンのエラーの結果として、メルセデスがレッドブル・ホンダに対してどの程度のマージンを持っているかについて完全には確信していないと語る。「僕たちが彼らに近づいたというよりも、ミスによって、彼らが私たちに近づいたように感じている。やるべきことはたくさんある」とルイス・ハミルトンは語った。マックス・フェルスタッペンは自らのミスを軽視し、ルイス・ハミルトンがイモラでクラッシュしたことを指摘。リードラップに戻てたのは赤旗の状況から利益を得たにすぎないと指摘した。「誰もが間違いを犯す。ルイスはイモラでミスを犯したけど、赤旗で幸運だった」とマックス・フェルスタッペンは Sky Germany に語った。「僕たち全員が限界でドライブしているし、いくつかの小さなミスを犯すこともある」「結局、3回2位になり、1勝した。悪くないと思う!」また、マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンとのホイール・トゥ・ホイールのレースがプレッシャーを高めているとの見方を否定した。「いいえ、通常、僕サイドではそんなことはない」とマックス・フェルスタッペンは語った。「僕は常にそれを最大限に活用しようとしている。ここ数年、僕はずっとしてきた」