メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1ポルトガルGPの予選で0.007秒差でチームメイトのバルテリ・ボッタスに敗れ、100回目のポールポジションはお預けとなった。昨年のF1ポルトガルGPでポールポジションを獲得していたルイス・ハミルトンだったが、Q3の走行ではバルテリ・ボッタスを倒すために十分な速さでラップを繋ぎ合わせることができなかった。
「正直なところ、非常に多くのタイムが利用可能だったけど、それをまとめることができなかった」とルイス・ハミルトンは語る。「ここは本当にトリッキーなコンディションだ。路面はとても滑らかで、グリップはそれほど多くない。天気は本当に良いかったけど、タイヤを気温を上げるには余分なラップが必要だった」「それからバランス…グリップがあると思えば、もうなくなっている。誰にとっても非常にトリッキーだ」ルイス・ハミルトンは、予選Q2で1分17秒968をマークしてトップタイムをマーク。その走りが土曜日に満足できた唯一のラップだったと語る。「今日のP3はかなりいい感じだったし、Q2のラップは堅実だった。正しいウィンドウにいると思ったけど、温度が…突風があるので、運が悪かったり、通常では吹かないようなコーナーで追い風が吹いたりする可能性がある」「それは物事の組み合わせだ。全体的に、特にきちんとしたラップではなく、自分自身の最高のラップではなかった。Q2でのラップだけだね」ライバルのレッドブル・ホンダは2列目からのスタートとなる。マックス・フェルスタッペンはポールから0.4秒差、セルジオ・ペレスは0.5秒差がついた。ルイス・ハミルトンはそこまで差がついたことに驚いていると語る。「彼らのラップは見てはいないけど、驚きだ。なぜ彼らがペース面で今日の位置にいるのか理解できない。彼らにとってはかなりトリッキーな日だったようだね」とルイス・ハミルトンは語った。「彼らはレースで速いと思う。通常、彼らはレースで速い。今日、彼らがどこで失っていたのかはよく分からないけど、僕たち3人の間の良い接戦になると思う」