ルイス・ハミルトンが、“魂の天使”と呼んでF1スペインGPで勝利を捧げたハリー・ショー君(5歳)が亡くなった。昨年8月に癌と診断されたハリー君は、病院のベットからルイス・ハミルトンに応援ビデオを送った。F1スペインGPの予選を2位で終えていたハミルトンはこのビデオに鼓舞されて優勝。“魂の天使”と呼んで優勝トロフィーをプレゼント。メルセデスもF1マシンをプレゼントしていた。
ハリー君の両親は、今月1日にこの世を去っていたことを明らかにした。「非常に深い悲しみと心の痛みとともにお伝えしなければなりません。ハリーが土曜の夜に亡くなりました。彼は最後まで闘い続け、私たちはずっと一緒でした。彼の痛みと苦しみはもうなくなりました」「ハリーがいない生活、彼がいなくなった心の穴の大きさは想像もできませんが、私たちは、彼がなし遂げたこと、彼の生活、彼が他の人たちを助けてきた遺産を心から誇りに思っています」ルイス・ハミルトンも自身のインスタグラムにハリーくんの写真を投稿して追悼した。「ハリー、僕たちみんなにとってとても前向きな光になってくれてありがとう。とても勇敢な君を失い、世界は惜しむだろう。ありがとう、心の友。神の祝福を。安らかに眠れ」