ルイス・ハミルトンは、同僚のF1ドライバーが選ぶ2018年の“ドライバー・オブ・ザ・イヤー”に輝いた。F1公式サイトは、現役ドライバーたちに2018年に優れたパフォーマンスを示したドライバーのトップ10を選出してもらい、現在のF1ポイントシステムと同様に1位から10位まで25ポイントから1ポイントを与えてランキングを作成した。
投票は無記名で行われ、ドライバーは自分自身にも投票することができるルール。2018年のF1世界選手権に参戦した20名のドライバーのうち、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)を除く16名が投票に協力した。F1ドライバーからの投票によって1位を獲得したのは2018のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)。今年、11勝、11回のポールポジションを獲得する圧倒的な強さをみせたルイス・ハミルトンは、自身5回目のF1ワールドチャンピオンを獲得している。2位に選出されたのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。序盤は苦戦を強いられたものの、2勝を挙げ、シーズン後半は5連続表彰台を獲得するパフォーマンスをみせた。3位に選出されたのは、マクラーレンのフェルナンド・アロンソ。今シーズン限りでF1キャリアに一旦ピリオドを打つフェルナンド・アロンソだが、予選でチームメイトのストフェル・バンドーンに一度も負けることなく、その実力を示した。4位にはランキング2位で終えたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5位には来季からルノーに移籍するダニエル・リカルド(レッドブル)、6位にはザウバーで目覚ましいF1デビューを飾り、来季からフェラーリに移籍するシャルル・ルクレール、7位にはピエール・ガスリー(トロロッソ)、8位にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、9位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)、10位にはセルジオ・ペレス(フォースインディア)が続き、ドライバーズランキングとは一味違ったランキングとなった。F1ドライバーが選出した2018年トップ10ドライバー1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス/1位)2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル/4位)3位:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン/11位)4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ/2位)5位:ダニエル・リカルド(レッドブル/6位)6位:シャルル・ルクレール(ザウバー/13位)7位:ピエール・ガスリー(トロロッソ/15位)8位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー/7位)9位:キミ・ライコネン(フェラーリ/3位)10位:セルジオ・ペレス(フォースインディア/8位)圏外バルテリ・ボッタス(メルセデス/5位)カルロス・サインツ(ルノー/10位)ロマン・グロージャン(ハース/14位)ケビン・マグヌッセン(ハース/9位)ストフェル・バンドーン(マクラーレン/16位)エステバン・オコン(フォースインディア/12位)ブレンドン・ハートレー(トロロッソ/19位)マーカス・エリクソン(ザウバー/17位)ランス・ストロール(ウィリアムズ/18位)セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ/20位)