ルイス・ハミルトンは、2018年にセバスチャン・ベッテルから“猛反撃”を受けることになるだろうと予想する。セバスチャン・ベッテルは、2017年シーズンの前半戦でドライバーズ選手権をリードし、メルセデスの3年間の覇権を破るかもしれないと思われたが、フェラーリは後半戦に信頼性問題やミスを多発し、セバスチャン・ベッテルの希望は打つ砕かれた。
2レースを残して自身4度目となるF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルとフェラーリは2017年シーズンから厳しい教訓を学んだを考えており、2018年はさらに強く戦いを挑んでいると予想する。「僕が学んだことを教えるつもりはない。でも、みんなも目にしたと思うし、彼について学んだと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。「彼はそれを恥じるべきではない。僕たち全員と同じように彼は経験から学ぶだろう」「僕も同じような年を経験した。彼も僕と同じような何年もの完全な堅実性を持っていた」「来年、彼は猛反撃を仕掛けてくると想像している。でも、僕がしっかり仕事をすれば、達成できないものはないと感じている」ルイス・ハミルトンは2018年も1ミリ譲らずにプッシュし、挑戦者のわずかな弱点も生かしていくつもりだと語る。「断固とした態度で挑み、プレッシャーをかけ続けていくけど、他が弱点の兆候を示さなければ間違いなく難しいだろう」「テニスのロジャー・フェデラーやラファエル・ナダルを見れば、試合のある時点でわずかに弱点が見える。たとえわずか数%であってもね。彼らはそれを利用しようとするし、それが差を生む。実際、今年はそんな感じだったと思う」