ルイス・ハミルトンは、マクラーレンの新車MP4-24がレースに勝てるマシンではないことを受け入れたと語る。昨年、最年少チャンピオンに輝いたハミルトンだが、チームさえもMP4-24がタイトルを防衛できるマシンではないことに同意している。「最初の3レースのあとは、まだかなり悩んでいた」とハミルトンは語る。
しかし、ハミルトンは、1ヶ月前にMP4-24が決してレースに勝てそうにないマシンであることを認めたと語る。「期待が高いけど、何をやっても、それらを実現することはできなかった。失望はかなり大きかった。火山のように爆発しそうだったけど、それを内に抑えなければならなかった。そして、それは僕を徐々に苦しめた」ハミルトンは、スペインGPで期待を持ち続けないようにしたことで、「それ以来、ちょっとリラックスできた」という。「僕には新しい目標がある。残り10レースあるし、何回かはバトンに挑戦したい。彼を破るか、少なくとも1度の表彰台を得たい。そうすれば僕のシーズンは救われるだろう」また、自分でマシンを設計できるならどうするかを聞かれたハミルトンは、「ブラウンGPのマシンを得るだろうね。すでに最高のメルセデスエンジンを持っているし、それに僕たちのKERSを加えて、銀色にスプレーするよ!」と答えた。