2014年のF1ワールドチャンピオンを獲得し、今年2連覇を狙うルイス・ハミルトンだが、マシンにカーナンバー1を掲げることは考えていない。2013年からF1にはパーマネントナンバーが導入され、F1ドライバーはキャリアを通して自分の選んだナンバーを使用していく。ワールドチャンピオンはカーナンバー1を使うことができるが、タイトルを失った場合はそれを放棄しなければならない。
2011年からタイトルを4連覇したセバスチャン・ベッテルは、今年フェラーリでカーナンバー5を使用する。だが、ルイス・ハミルトンは、2015年シーズンをカーナンバー1ではなく、自身のナンバーである44をマシンに掲載する。「チャンピオンシップを獲得すれば、誰でもナンバー1を使うことができるけど、僕にとってそれは重要ではない」とルイス・ハミルトンはコメント。「僕にとってはナンバー1よりも44の方が意味があるんだ。それは僕がナンバー1ではないというわけではない」「44は僕のファミリーナンバーだ。僕が初めてレースをスタートしたときのナンバーだ。44で初めてカートのチャンピオンを獲得した。僕にとっては意味のある数字だ」「ナンバー1自体、ベッテルが付けていたし、シューマッハも付けていた。全てのチャンピオンが付けていた。44は誰もいない。44は僕のものだ」