2013年のグリッドで最速のF1ドライバーはルイス・ハミルトンだというシーズンの中間分析を Auto Motor und Sport が発表した。ルイス・ハミルトンは、F1ハンガリーGPでメルセデスでようやく今季初勝利を達成したが、今年のここまで予選ポジションの平均は全体ベストの2.36となっている。
2位はポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルの2.45で、3位がルイス・ハミルトンのチームメイト、ニコ・ロズベルグの4.00だった。レースで最も強いドライバーは、当然ながらセバスチャン・ベッテル。ベッテルがグランプリ中にリードラップを走った距離は合計1,228km。これに対してフェラーリのフェルナンド・アロンソはわずか424kmとなっている。2013年、技術的に最も信頼性あるパッケージを持っているのはロータスのキミ・ライコネンとメルセデスのルイス・ハミルトンで、それぞれ3,022kmを走破している。競争力では劣るが、3番手にはマクラーレンのジェンソン・バトンが続いている。ただし、その中で全戦ポイントを獲得しているのはキミ・ライコネンただ1人となっている。クラッシュやスピン、インシデントが最も多かったのはウィリアムズのパストール・マルドナド。次にはシート危機説もささやかれるケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが続く。技術的トラブルに最も多く見舞われたチームはトロ・ロッソ。ピットストップ時のクルーが最速だったのはレッドブル、逆に最も遅いのはウィリアムズだった。