ルイス・ハミルトンは、メルセデスでの作業を開始した。2012年末までとなっているルイス・ハミルトンとマクラーレンとの契約はあと2週間残っているが、少なくともメルセデセスのエンジニアと会うことは許可されていると報じられていた。だが、Sun は、先週ルイス・ハミルトンがメルセデスのファクトリーを訪れ、シミュレーターに乗ったと報道。
メルセデスのモータースポーツ責任者を退任するノルベルト・ハウグは「マクラーレンと合意し、すでにルイスはチームと会い、いくつかの職務を果たすためにファクトリーにいる」とコメント。ルイス・ハミルトンは、2014年までタイトルや優勝について考えることはできないとし、すぐにメルセデスで成功する可能性を否定している。メルセデスの非常勤会長のニキ・ラウダは「それは問題ない」と Welt am Sonntag にコメント。「ドライバーが全てのレースで勝つつもりだというのはあまり好きではない。私としては、状況を冷静に実用本位に分析できるほうがいい。必ずしも達成できないことを約束するより、むしろポジティブな驚きを得られるほうが好ましい」しかし、ニキ・ラウダは、メルセデスは改善しなければならないと認める。「我々には最高のエンジンと最高のドライバーがいる。シーズン前にクルマをかなり改善させる必要がある」また、ニキ・ラウダは、メルセデスが再び失敗しても、それはルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグのせいではないだろうと述べた。「私にとって、ハミルトン-ロズベルグは他チーム全てと比較しても最強のペアだ」「レッドブルのベッテルとウェバー、フェラーリのアロンソとマッサの差を見てほしい。マクラーレンのバトンとペレスの差はさらに大きい。いくつかのチームは、2人のドライバー間に世界を作り上げている」「ハミルトンのもうひとつ強みは、他チームでの経験があることだ。そして、彼はクルマの長所と弱点を正確に伝えることができる」
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