レオナルド・フォルナローリがF1キャリアの次なるステップを踏み出す。マクラーレンのリザーブドライバーを務める2025年FIA F2王者のフォルナローリは、今週スペインのヘレス・サーキットで行われるハースF1のTPC(旧車テスト)に参加することが決定した。先週のF1バルセロナ・カタルーニャGPでマクラーレンからFP1デビューを果たし好印象を残したフォルナローリ。今度はハースの2025年型マシン「VF-25」をドライブし、将来的なF1レギュラー昇格に向けてさらなる経験を積むことになる。
ハースF1がフォルナローリにテスト機会を提供6月17日と18日にヘレスで実施されるTPCテストで、フォルナローリはハースのVF-25をドライブする。TPC(Testing of Previous Cars)は過去のマシンを使用したテストプログラムであり、若手ドライバーの育成や評価の場として活用されている。今回のテストにはハースのリザーブドライバーである平川亮も参加する。平川亮は先週末のル・マン24時間レースで3位表彰台を獲得しており、その直後にF1マシンでの走行に臨むことになる。ハースは声明で次のように説明した。「TGRハースF1チームはTPC(Testing of Previous Cars)プログラムを通じてドライバーをテストし評価する機会を有している」「2025年FIA F2チャンピオンのレオナルド・フォルナローリに対し、6月17日から18日にかけてスペインのヘレス・サーキットでVF-25をドライブする機会を提供した。TGRハースF1チームのリザーブドライバーである平川亮もこのテストに参加する」F3とF2を連覇してマクラーレン入りフォルナローリは2024年にFIA F3、2025年にFIA F2のタイトルを獲得。2年連続でジュニアカテゴリーの頂点に立ったことで高い評価を獲得した。その活躍を受けて2026年シーズンからマクラーレンのリザーブドライバーに起用され、今年はTPCプログラムでマクラーレンの2023年型マシンも経験している。そして先週末のバルセロナ・カタルーニャGPでは、ランド・ノリスに代わってFP1に出走。自身初となる公式F1セッションで5番手タイムを記録し、オスカー・ピアストリから0.6秒差という好パフォーマンスを見せた。「信じられない経験だった」FP1走行後、フォルナローリは初めてのF1公式セッションを振り返り、興奮を隠さなかった。「素晴らしかった。本当に信じられない気分だった。セッション前はとても感情が高ぶっていた」「初めての公式F1セッションだったし、毎レース週末にテレビで見ているドライバーたちと同じコースを走ることができた」「いつも『彼らは本当にすごいし、とても速い』と思いながら見ていた。そのドライバーたちと同じトラックを走れたことは信じられない経験だった」今回のハースでのTPCテストは、フォルナローリにとって異なるチーム環境やマシン特性を学ぶ貴重な機会となる。F1パドック内で評価を高め続ける21歳のイタリア人ドライバーにとって、将来的なレギュラーシート獲得へ向けた重要な一歩となりそうだ。