ハースF1チームは2026年F1オーストラリアGP予選で、オリバー・ベアマンが12番手、エステバン・オコンが13番手を記録し、2台そろってQ2で敗退した。Q3進出にはわずかに届かなかったが、中団グループの上位に迫るパフォーマンスを示した。特にベアマンはQ3進出までコンマ1秒未満と僅差だった。一方でハースF1チームは信頼性面で安定しており、フェラーリ製パワーユニットを搭載することから、決勝ではスタートやレースペースでの強みを発揮する可能性もある。
小松礼雄「中団トップ争いに非常に近い位置」チーム代表の小松礼雄は、開幕戦の予選をポジティブに受け止めている。「堅実な予選だったと思います。すべてを最大限に引き出せたかと言えば、そうではありません。ただオペレーション面では大きなチャレンジになると予想していましたし、すべてが完璧ではなかったものの、チームとしてはしっかり対応できたので満足しています」と小松礼雄はコメント。「まず最初の目標は、2台ともQ1を突破することでした。それは達成できました」「Q3に進出するチャンスは確実にあったと思いますし、中団グループのトップに非常に近い位置にいるのは嬉しいことです。それが僕たちの目指している場所です」「セッションごとに学び続けていますし、タイヤの準備とエネルギーマネジメントの最適な組み合わせをまだ探っている段階です。まだ伸びしろがあります」「今年最初の予選としては、ここから積み上げていける内容だったと思います。明日のレースに向けても悪くない位置ですし、ここから前に進んでいくのが楽しみです」ベアマン「チームの努力を誇りに思う」12番手となったオリバー・ベアマンは、惜しくもQ3進出を逃したもののチームの進歩に手応えを感じている。「僅差だったので少し悔しいが、チーム全体の努力をとても誇りに思っている」とベアマンはコメント。「このマシンを今の状態まで持ってくるために、チーム全体が本当に大きな努力をしてきた」「バーレーンテストで感じていたことが確認できた。僕たちにはしっかりしたベースがあり、それはポジティブなことだ」「Q3を逃したのは悔しいが、新しいレギュレーションの複雑さを考えると簡単ではない。このチームがやってきた仕事は本当に素晴らしいし、ここから前に進むだけだ」オコン「まだパフォーマンスを引き出せた」一方、13番手だったエステバン・オコンは、マシンのポテンシャルを十分に引き出せなかった可能性があると振り返った。「少し残念だ。まだ引き出せるものがあったと思う」とオコンはコメント。「マシンを降りたあとチームからリアダウンフォースを失っていた可能性があると聞いたが、僕が感じていたこととも一致している」「最後のランではかなり不安定な挙動があった」「もし最後のランを改善できていれば、おそらくQ3に入ることができたと思う。今の位置は少し残念だが、原因を調べて次はもっと強く戻ってきたい」ハースF1チームは惜しくもQ3進出を逃したものの、中団上位争いに食い込めるパフォーマンスを示した。信頼性面でも安定しており、決勝では戦略やスタート次第でポイント争いに加わる可能性もある。開幕戦から中団争いの有力候補として、今後の戦いに期待がかかる。
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