ハースF1チームは、2024年シーズン終了後にニコ・ヒュルケンベルグを失うことになりそうだ。昨年、今は失脚したチームのボス、ギュンター・シュタイナーがミック・シューマッハの後任として36歳のマグヌッセンを引退から復帰させた。
長年ハースのドライバーを務めてきたケビン・マグヌッセンは苦境に立たされており、小松礼雄がEkstra Bladetに語ったところによると、31歳のデンマーク人ドライバーとの2025年までの契約延長はまだ確実なものではないという。しかし、ハースF1チームがヒュルケンベルグの残留を望んでいることはほぼ間違いない。「現在、ドライバー市場にプレッシャーをかけているチームがいる」と小松礼雄は上海でSky Deutschlandに認めた。その“チーム”とは、現在アウディが100%所有するザウバーであることはほぼ間違いない。ザウバーはカルロス・サインツに2025年、2026年、2027年の3年契約を提示したとも噂されている。チーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラヴィはそれを否定していない。「来年の契約が決まっていないドライバーは14人いる」とブラビは語った。「だから、我々はさまざまなドライバーと話をしている」「アウディの発表と、チームを改善するために行われるすべての投資のおかげで、将来のドライバー市場で異なる役割を果たすことができることをうれしく思っているとだけ言わせてほしい」「最後に、我々は魅力的であり、観客ではない。我々は市場のプレーヤーだ」ザウバーの現職ドライバーであるバルテリ・ボッタスや周冠宇も現在ドライバー市場に追いやられており、ヒュルケンベルグやサインツ、さらにはセルジオ・ペレスやセバスチャン・ベッテルまでもが2025年のシートを狙っている。2016年ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグはヒュルケンベルグが完璧な選択だと考えている。「現時点ではアウディに彼を推薦したい」とロズベルグはSky Deutschlandに語った。「彼は経験豊富で、コックピットのひとつにに座るには非常にいい候補者だ。彼は非常に適任だろう」
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