ハースF1チームは、2023年F1オーストラリアGPの予選で、ニコ・ヒュルケンベルグが10番手、ケビン・マグヌッセンが14番手だった。ヒュルケンベルグはFP3でワンラップで速かったので、予選で彼が混じっているのは不思議なことではなかった。しかし、彼が序盤位メルセデスやフェラーリよりも上位にいることは驚きだった。残念ながらQ3では、タイミングとタイヤの組み合わせのせいで、最高のパフォーマンスを発揮することはできなかった。
マグヌッセンはワンラップでチームメイトに追いつくことはできなかったが、レースではしばしば強さを見せている。ニコ・ヒュルケンベルグ(10番手/1分17秒735)「間違いなくポジティブな予選だったし、特にQ2はとても良かった。Q3では、他が2セットを持っていたのに対し、僕は1セットしか持っていなかったけど、いずれにせよ、そこまでのレベルではなかった。Q2のようなラップはできなかったけど、それでもまたトップ10に入ったのはポジティブなことだし、これを明日に繋げたい。かなり自信を持っているし、レースに向けていい感じだ」ケビン マグヌッセン(14番手/1分18秒129)「マシンは良かったけど、大事な時にラップを乱してしまい、14番手になってしまった。でも、トップ10からはそれほど離れていないので、まだ明日に望みがあるし、ニコはマシンの実力を示してくれた。僕のほうは残念だったけど、レースが楽しみだ。僕たちは戦える」ギュンター シュタイナー(チーム代表)「今日は不満と喜びの両方がある。ニコとの最後の走行は、いくつかの事情で理想的なラップではなかった。今日はもっと良い結果を出せたかもしれない。ルイスがファストラップにいなかったので、最後のファストラップのスタートでニコの近くにいて、彼を追い抜こうとする必要はなかった。だが、明日は10番手と14番手からのスタートだし、すべてが計画通りに進んでいるようだ。レースペースもいいと思うのでハッピーだ。明日は、ポイントを獲得することがミッションだ」
全文を読む