日曜日の57周のバーレーンGPから始まる記録的な23戦の2023年のF1世界選手権の開幕戦が、金曜日にバーレーン・インターナショナル・サーキットでプラクティスから始まった。ハースF1チームのドライバーであるケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグは、60分間のFP1セッションで、ピレリのソフトタイヤPゼロレッドを2セット使用し、同じプランで走行した。各ドライバーは、VF-23のインストールラップとソフトタイヤでのベースラインランからコースインした。
マグヌッセンは1分35秒420、ヒュルケンベルグは1分35秒865を記録した。2セット目のタイヤを装着したマグヌッセンは1分34秒402(7番手)、ヒュルケンベルグは1分35秒043(14番手)とベストタイムを更新してチェッカーを受けた。現地時間18時、投光照明が灯された、5.412km、15ターンのコースでFP2が行われ、マグヌッセンとヒュルケンベルグはピレリPゼロイエローのミディアムラバーでセッションを開始した。ヒュルケンベルグは1分31秒376のファステストラップを記録して5番手、マグヌッセンは1分32秒110のベストラップを記録して16番手となった。マグヌッセンはVF-23のセットアップを変更した後、ガレージで待機し、ミディアムコンパウンドでハイフューエルスティントを行った。ヒュルケンベルグは、ミディアムラバーとソフトラバーの両方を使用したハイフューエルディスタンス走行で締めくくった。ハースF1チームは金曜日のFP1とFP2で合計85周(ヒュルケンベルグが47周、マグヌッセンが38周)を走った。ケビン・マグヌッセン「FP1はかなりいい感じだった。今日はかなりのテストを行ったし、明日はそれをまとめたい。テストから今までの間にチームが取り組んできたことのいくつかを試してみて、いくつかの答えが得られた。プラクティスセッションは2回だけだったので、まだまだ試したいことはたくさんあるけど、まずまずの位置につけていると思う。ジンクスは作りたくないけど、いつも通り、非常に接近しているし、何が起こるかわからない」ニコ・ヒュルケンベルグ「1周のペースは楽しいけど、もしこれが日曜の時点で僕たちがいる場所なら、そこが金メダルであり、そこが重要な場所だ。ペースとデグラデーションに取り組むために、まだやるべきこと、宿題がたくさんある。難しいことだけど、それは誰にとっても同じことで、1周とレースのために妥協できるベストなセットアップを考え出す必要がある。全体的に見れば、いい金曜日だった。これを糧に前進していきたい」ギュンター・シュタイナー(チームプリンシパル)「テストで学んだことはすべて、今日使うことができた。FP1では、学び続けながら、いくつかのセットアップを変更した。予選のコンディションに近いFP2では、ニコがとてもいい仕事をしてくれたし、ケビンもさらにセットアップを変更してくれたので、明日はもっといい仕事ができると思う。でも、全体的に見れば、クルマについての学習はうまく進んでいると思うし、クルマがとても信頼できることもプラスに働いている」