ハースF1チームのタイトルスポンサーであるリッチエナジーは、ロゴの著作権訴訟で敗訴。ロゴの使用が差し止められ、ハースのF1マシンからもロゴを削除することを余儀なくされる可能性がある。自転車ブランドのWhyte Bikesを所有しているATB Salesは今年2月、リッジエナジーのロゴが同社のものと酷似しているとしてロンドン高等裁判所に提訴。5月14日(火)に裁判が行われ、ATB Sales側の主張が認められた。
Whyte Bikesは“First Defendant、Rich Energy LimitedのロゴのF1レースカーとそのウェブサイトからの削除”」を求めていた。リッチエナジーのCEOを務めるウィリアム・ストーリとグラフィックデザイナーのショーン・ケリーは、Whyte Bikesのロゴに気づいていなかったと主張したが、裁判を担当したメリッサ・クラーク裁判官は“証拠不十分”であり、証言が裁判所を“間違った方向に導いた”として主張を退けた。「ストーリー氏またはケリー氏のどちらも信頼できる証人として認められない。私は彼らの証拠すべてを慎重に扱う」「ケリー氏とストーリー氏の両方が、Whyte Bikesのロゴに精通していないと嘘をついていると確率のバランスに満足している」「私は彼らがそれに精通していたこと、そして、彼らがリッチエナジーのロゴを設計する際に直接そして故意にWhyte Bikesのロゴをコピーした可能性が高いと思っている」リッチエナジーのロゴの差止命令は、ハースのF1マシン、チームキット、およびホスピタリティーユニットからリッチエナジーのロゴを完全に削除することにつながる可能性があるしかし、リッチエナジーは判決に上訴する権利があるため、6月27日まで延期された。
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