ハースF1チームは、2018年のF1世界選手権のトップ3チームの後ろの“ベスト・オブ・ザ・レスト”のダークホースに急浮上している。F1合同テストでは、ケビン・マグヌッセンがスーパーソフトタイヤで1分18秒360を記録して総合6番手タイムを記録。トップ5は全員ピレリの最も柔らかいハイパーソフトでタイムを出しており、スーパーソフトとハイパーソフトでは潜在的に最大で1.5秒のタイム差が予想されている。
ハースの2018年F1マシン『VF-18』は、密接な技術パートナーシップを結んでいるフェラーリの昨年マシンと類似した特徴を備えている。元F1ドライバーのアレックス・ブルツは「ハースは大きな印象を与えた」と Speed Week にコメント。「クルマは素晴らしく見える。去年のフェラーリと同じくらい優れているようだ。全員がそれがどれくらいうまく機能していたかを知っている。どの燃料搭載量でもハンドリングは本当に印象的だった」ハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーも、2018年にミッドフィールドをリードできるかもしれないと認める。「グリッドの中盤は非常に拮抗しているように思われるが、我々はそれがリードできることを期待している」とギュンター・シュタイナーは語っている。ハースのF1ドライバーを務めるケビン・マグヌッセンの父であるヤン・マグヌッセンは、F1合同テストを終えて“悲観的になるのは難しい”と BT に語る。「テストではチーム全体が自信に満たされたと思う」とヤン・マグヌッセンはコメント。「ケビンはクルマの感触は良好だと言っているし、彼にとても合っているようだ。彼らは一歩前進したと思う」「しかし、他との比較はただの憶測に過ぎない。トロロッソ、ハース、ウィリアムズ、マクラーレン、ルノーがいるし、そのグループのなかでどの位置にいるかを知るのは難しい」「だが、チームとケビンは楽観的だ。これから彼らはメルボルンに向かうし、そこでわかるだろう」
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