ジーン・ハースは、2015年のF1参戦にあたり、シャシー製造においてダラーラと提携することを目指していると述べた。先週、FIAは、ハース・フォーミュラにF1ライセンスを与えた。ジーン・ハースは、2015年にグリッドに並べるようにダラーラとの技術提携を目指す予定だとしている。クルマの設計・製造のためのパートナーを探しているかと質問されたジーン・ハースは「我々独自のショップを始めることは検討していない」とコメント。
「ダラーラと予備交渉をしている。彼らは進める準備ができている」「彼らには完全な施設があり、経験もある。私が覚えている限り、彼らは絶えずレースに関与している」「我々が単独でシャシーの製造方法を理解し、9ヶ月で全ての人々を雇うつもりだというのは不可能だろう」「我々は、クルマの製造をどうするかについて妥協しなければならないだろうし、我々にできることは何でも得なければならない」ジーン・ハースは、彼のチームがコンストラクターになるために十分に学ぶことが究極のゴールだと述べた。「学びたいと思っている。そこに行って『自分たちでシャシーを製造する』と言うつもりはない。最終的なゴールはコンストラクターになることなので、プロセスを学ぶためにそこに人員を配置したい」「我々の最初のクルマは、完全なハース・フォーミュラのクルマにはならないだろう。多くのテクノロジーは、一緒に始めるパートナーのものになるだろう」「しかし、我々はそれを学び、理解するつもりだ。最終的には自分たちのクルマに発展させていく」「我々は自分たちのやり方でヨーロッパ勢に勝つことができると思う」ジーン・ハースは、まだエンジンサプライヤーを選択していないが、チームプリンシパルのギュンター・シュタイナーは、フェラーリとメルセデスの両方とすでに会談を行ったことを認めている。「我々は技術パートナーを定めて、そこから進む必要がある。この先4〜6週間で何をしているか発表する予定だ」とギュンター・シュタイナーは述べた。「我々は正しい決定をしたい。飛び上がって『わお!これは間違っていた』と言いたくはないし、失敗したくはない」ジーン・ハースは、来シーズンまでにチームを稼動可能な状態にできなければ、2016年までエントリーを延期する選択肢があることを明らかにしたが、焦点は2015年に間に合うように準備をすることだと述べた。「2015年は近すぎるが、2016年は遠すぎると思う」とジーン・ハースは述べた。「来年の中頃まで我々はニュートラルなポジションにいるので、待てるのであれば、さらに多くの資金を費やすつもりだ」「初レースに到達して、競争できるようにものは何でも頼み、借り、盗まなければならないだろう」「タフな決断であり、今後数週間で理解しなければならないことだ」「簡単なことではないが、2015年にそこにいるつもりであり、それが我々はやっていくことだ」