ロマン・グロージャンとマーカス・アームストロングが、インディカーのソンシオ・グランプリ後に緊張したやり取りを繰り広げた。発端となったのは、レース中の接触をめぐるグロージャンの接近だったが、後に本人は「殴りたかった」という冗談が文脈を外れて受け取られたと説明している。
グロージャンがレース後にアームストロングへ接近ロマン・グロージャンとマーカス・アームストロングは、インディ500の第110回大会を前にインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで開催されたインディカーのソンシオ・グランプリで、レース中のインシデントをめぐって口論になった。フランス系スイス人のグロージャンは、予選11番手からスタートしたものの、決勝ではロード上で最後尾となる21位でフィニッシュした。デイル・コイン・レーシングのグロージャンは、後方から追い上げ、グロージャンがスタートした11番手まで順位を上げたニュージーランド人ドライバー、アームストロングに不満を抱いていたようだ。グロージャンがアームストロングと話そうとする様子を捉えた映像では、メイヤー・シャンクのチームメンバーが、自チームのドライバーに近づこうとする10度の表彰台経験者を制止しようとしている。アームストロング「彼は殴り合いをしたがっていた」その後、アームストロングはインディカーに対し、グロージャンはコース上での一件のあと「ちょっと殴り合いをしたがっていた」と語った。「分からないけど、彼は実際、ちょっと殴り合いをしたがっていたんだ。UFCとかMMAみたいな感じで、僕はそういうものには慣れていない」「でも、まあいい。僕の後ろには350ポンドの給油担当がいたからね。だからロマンにはフェアプレーだ。彼がその人を背後にして僕を攻撃しようとしたなら、かなり度胸がある」それに驚いたかと問われると、アームストロングはこう答えた。「無線で『ピットレーン乱闘の合図だ』と言いそうになった」「実際、僕たちはいつも話しているんだ。ピットレーンで乱闘が起きたらどうなるかって。僕たちはどれくらいやれるのか。かなりうまくやれると思う」グロージャンは「冗談が誤解された」と説明この対立映像をSNSに投稿したモータースポーツ記者のマーシャル・プルエットはその後、グロージャン本人から連絡があったことを明かした。プルエットによれば、グロージャンはアームストロングと単に話をしようとしていただけで、「殴りたい」という趣旨の発言は冗談だったと説明したという。グロージャンは、その冗談が文脈を外れて受け取られたことで誤解が生じたと語った。レース中の接触をきっかけにした感情的なやり取りは、ピットレーンでの物理的な衝突には至らなかったものの、グロージャンの発言とアームストロングの反応によって、インディカーの週末に思わぬ緊張感を生む出来事となった。There’s a reason to hire a crew chief like Jimmy Looper who also serves as head of security for his car and peacekeeper for his driver. Good to see Romain throttle back. #racing #motorsport #indycar pic.twitter.com/9PBBZBaMJr— Marshall Pruett (@marshallpruett) May 10, 2026