ロマン・グロージャンは、自分はフランス人ドライバーだと主張している。ネルソン・ピケJr.の後任として、今週末のヨーロッパGPでF1デビューを果たすロマン・グロージャンは、スイスで生まれ、現在もジュネーブに住居を構えている。そのため、スイスのメディアは、セバスチャン・ブエミに続いて現役2人目のF1ドライバー誕生だと盛り上がりをみせている。しかし、グロージャンのレーシングスーツにはフランス国旗があしらわれており、GP2で優勝した際に表彰台で流れる国歌は「La Marseillaise(ラ・マルセイエーズ/フランス国歌」となっ...
スイス人の父とフランス人の母を持つグロージャンは、スイスとフランスの二重国籍となっており、パスポートも2つ所持している。しかし、レーシングライセンスはフランスのモータースポーツ連盟FFSAから発行されたものだ。グロージャンは、「モータースポーツでは、僕の国籍は明らかにフランスだ。今まで僕のキャリアをずっと支援してくれたのはフランスだった。スイスではない」とスイスの“Le Matin(ル・マタン)"に述べている。「ルノーは2006年から僕を支援してくれている。彼らの支えがなかったら、ここまでレースを続けてこられなかっただろう」
全文を読む