ロマン・グロージャンは、F1ベルギーGPから“ドライバー補助”の取り締まりが強化されてもレースを変えることにはならないのではないかと疑問を持っている。 2016年、特に2017年にF1のイメージを変えるために大幅な変更が予定されており、そのうちのひとつが来月のスパ・フランコルシャンで取り入れられる。
La Gazzetta dello Sport によると、FIAは各チームに詳細を連絡済みであり、その中にはフォーメーションラップでレーススタートに向けたクラッチセッティングについてどういったことをドライバーに伝えられるかなどの新しい制限も含まれているという。同紙は「ドライバーのみがスタートの手順に責任を負うのが目的」だと伝えている。しかし、ロマン・グロージャンは、F1ベルギーGP以降の変更が大きな違いを生むとは思っていない。 「スタートに向けて確実にやらなければならない手順というものがあって、原則としてそれは変わらない」とロマン・グロージャンは Speed Week にコメント。 ロマン・グロージャンは、新しいルールを受け入れつつも、“シグナルがオフになったときにグリッドをひっくり返すことはない”との考えだ。 「無線の制限についても同じだ。僕たちはあっという間に慣れるだろう。どういう意図でショーを改善しようとしているのかまったくわからない」関連:F1:決勝スタートでのチームとドライバー間のコミュニケーションと制限