松下信治は、GP2 第3戦 アゼルバイジャンの予選を2番で終えた。初開催となったアゼルバイジャン・バクーの高速市街地コースにおいて、フリー走行では15番手と出遅れた松下信治は、予選で見事に好タイムをマーク。予選はコースの補修のためスケジュールが変更され、さらにタイトな市街地コースのため、クラッシュが発生して赤旗中断にもなる波乱の展開に。
そんな中、松下信治はトップに0.089秒差の予選2番手。レース1での最前列スタートとなるグリッドポジションを獲得した。今季2勝目、そしてレース1での初優勝に期待がかかる松下信治「ほんのわずかなミスが、タイムロスに繋がってしまいました。すごく僅差の戦いだっただけに、残念です。でも2番手に付けられたことには満足してます。フリー走行からタイムを伸ばせたし、なにより予選ではクリアラップがなかなか取りにくかった中で、これだけのタイムが出せましたから。フリー走行は15番手のタイムしか出せなくて、でも走っているときから、予選ではもっといける感触がありました。それでどのコーナーでタイムを詰められるか、エンジニアとじっくり話し合いました。路面コンディションも、予選の方がずっとよく、自信を持って、プッシュすることができました。 レースはかなり、厳しい戦いになると思います。タイヤをいかに持たせられるかが、カギになるでしょう。特に柔らかい方の、スーパーソフト。市街地コースでグリップもよくないので、そこも気をつけないといけないと思っています」
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