松下信治は、GP2アゼルバイジャンのスプリントレースで、リスタート時に混乱を招いたとして1ラウンドの出場停止処分を科せられた。レースをリードしていた松下信治だったが、矢継ぎ早に出された3つの異なるセーフティカーのリスタートでアクシデントに見舞われた。1回目はターン16の立ち上がりで加速した際にあまりに早くセーフティカーを捕えてしまい、2回目は再び加速してピットストレートでブレーキングをした際に後続マシンの接触を引き起こした。
3回目のリスタートでは、ターン1でロックップしたラファエレ・マルチェロと接触。レースから脱落した。1回目の件については、セーフティカーラインの前にセーフティカーを追い越したとの判定され、“他の競争者に危険を引き起こす、常軌を逸したな方法”で走ったとしてペナルティを科せられた。後続の接触を引き起こした2回目のリスタートの件も考量された。これにより、松下信治は、次戦レッドブル・リンクでのラウンドに出場できなくなった。松下信治は、ドライバーズランキングで8位につけている。