ティモ・グロックは、今シーズン限りでトヨタを離れる可能性が高いことを認めた。グロックは、ルノーかマノーへの移籍が有力視されている。トヨタは、グロックに対して2010年のオファーを出したとみられているが、グロックは彼のキャリアの新しいフェーズに進みたがっているようだ。ティモ・グロックは、ロバート・クビサのチームメイトとしてルノーと契約間近だとされているが、ヴァージンが支援するとされるマノー・チームへの選択肢も否定していない。
負傷のためレースは欠場するがアブダビに姿を現したグロックは、まだ2010年の契約は決定していないが、2010年にF1でレースをしていることは間違いないと語る。ティモ・グロックは、来年もF1でレースをする可能性を「100%だ」と主張。「僕たちはチームと良い会話をしていると言えるね。それについては完全にポジティブだよ」「現時点ではたくさんの噂があるし、僕たちにはいくつか良い可能性がある。来週か再来週に誰もその方向で考えていなかったようなサプライズがあるかもしれない。様子を見ているけど・・・可能性はあるし、今はそれをまとめなければならないところだ」トヨタ残留に関しては、「可能性はあるけど、チャンスは低いと言えるだろう」とグロックは言葉を濁した。グロックは、多くの要素を検討していると語り、ルノーのような確立したチームだけでなく、新チームでのギャンブルも否定しない。「みんなが新チームは興味がないと言うけど、来年は何が起きてもおかしくない。新しいルールによって、150〜160kgの燃料を積むし、違ったものになるだろう。今年ルールが変わってシーズン中にも浮き沈みがあったし、フォース・インディアのような小さなチームでさえトップ5に近づくチャンスがあった」「ブラウンGPがチャンピオンシップに勝利したし、現時点ではチャンピオンシップを争ってはいないけどレッドブルもそうだ。確かにマクラーレン・メルセデスは現在、再び本当に強くなったけど、ポイントはよりイコールだ」「誰も来年どうなるかはわからないので、あらゆる方向をみなければならないと思う。それが面白くしているし、正しい決定ができるかもしれないし、間違った決定をするかもしれない」「どこに行くかは重要ではないし、来年どうなるかは決してわからない。確かにマクラーレンやフェラーリのような強いチームはトップを争うだろうけど、全てがオープンなはずだ」