ティモ・グロックが、F1ハンガリーGPを振り返った。グロックは13番手スタートから6位入賞を果たした。ハンガリーGPの6位には満足していますか?最終的な結果には満足している。特に、13番手からスタートしたことを考えればね。ハンガロリンクで7つも順位を上げるのは容易なことじゃないから、6位でフィニッシュできたことは、励みになる結果だ。何度かなかなか上手くいかないレースをした後でまたトップ6に戻れたのは良かったし、実際、これはマレーシアでの表彰台以降、僕にとって最高の結果でもあるからね。
トップ6でレースを終えたのは意外でしたか?土曜日の時点ではこうした結果は予想もできなかったけど、でもチームは、ヤルノや僕と同じく、決してあきらめたりしないし、我々2人にポイント圏内でフィニッシュするチャンスをもたらすべく、本当に一生懸命仕事をしてくれた。我々のレース戦略は素晴らしかったが、それと同じくらい、僕のピットクルーも大きな賞賛に値する仕事をしてくれた。彼らは週末を通じて素晴らしい仕事をしてくれたし、特に土曜日は幾つかの修復が必要だったにも関わらず、短時間でその作業を終えてくれたんだ。日曜日のレースでの僕の2度のピットストップは完璧だった。激しく順位争いをしている時は、これがレース結果を大きく左右する。チームの全員が見事なチームワークを発揮することで我々はその褒美を手にすることができたんだ。現実的に見て、6位が可能な限り最善の結果だったのでしょうか?レース全体を通じて本当に僕のペースは速かったし、それに僕はヘイキ・コバライネンのすぐ後ろでフィニッシュしたわけだから、5位になれる可能性も間違いなくあったね。ただしこのコースでは、誰もが予想していた通り今回も何度か渋滞があったし、第1と第2スティントの終わりではそのせいで時間を失ってしまった。2度ともピットアウトしたキミ(ライコネン)が僕のすぐ目の前に入ってしまい、しかも彼の方が僕より燃料が多く、僕より遅かったんだ。僕の方が彼よりもかなり速く走ることができたんだけど、ハンガロリンクでは追い越しがなかなか難しいし、とにかく彼を追い越すことは不可能だった。あれがなければ間違いなくコバライネンを捉えて、5位になれたはずだ。レース終盤は、全体で5番目の最速ラップも記録し、速い周回を重ね続けて彼に追いついたものの、それでも彼を追い越すことはできなかった。レース中、どうやってあれだけ大きく順位を上げたのですか?みんなが知っている通り、ハンガロリンクでは追い越しがほぼ不可能だから、順位を上げようと思ったらレース戦略が非常に重要になる。僕はかなり良いスタートを切り、ルーベンス(バリチェロ)を追い越した。これで1周目の終わりに12位に上がったものの、この時点ではトップ6入りを考えることは難しかった。でも自分たちのレース戦略が、長い第1スティント中に順位を挽回する手助けになるはずだと自信を持っていたから、僕はとにかくバトルを続けて、速いラップタイムで周回を重ねていったんだ。その第1スティント中のクルマの感触は如何でしたか?言うまでもなくレースのスタート時はクルマがとても重かった。だからニュルブルクリンクと同じで、最初のピットストップは全ドライバーの中で最後の方だったんだ。最初のうちはクルマの扱いが難しかったが、その後、良いリズムで走れるようになり、僕の前後にいるクルマより重かったにもかかわらず、ラップタイムも速かった。ブリヂストンのスーパーソフトタイヤは非常に感触が良く、そのタイヤで長い周回を走ったにも関わらず、パフォーマンスは低下しなかった。だからクルマはまさに(コース状況やドライビングスタイルに)ぴったり合っている感じだったね。これから休暇に入るのは嬉しいですか? また、何をする予定ですか?しばらく休みを取れるのは良いものだけど、ただし僕はレーサーであり、F1カーをドライブするのが大好きだ。だからF1から離れることが嬉しいなんて、絶対に僕の口からは言えないね! 夏休み中の僕の優先事項は、とにかくリラックスすること、そして家族や友人たちと一緒に過ごすことだ。普段はそうしたことをする時間がほとんどないからね。少しの間、空港に足を運ばなくて済むのはきっとホッとするだろうし、とにかく十分に休養を取れるよう気を付けるつもりだ。シーズン終盤に向けてリフレッシュできるようにね。でも四六時中、休んでいるつもりはない。僕のフィジオ(理学療法士)と相談して、ある程度の身体トレーニングを計画済みなんだ。だから身体は良い状態に保てるだろうし、バレンシアで再びクルマに戻ることをとにかく念頭に置いておくつもりだ。ヨーロッパGPに向けて、抱負は如何でしょう?去年のバレンシアでは強さを発揮できた。もちろん今回もそうなることを願っているよ。パフォーマンスを改善したい部分は予選だ。というのも、この2、3戦ではそこが自分としてはやや不満だったからね。予選の1周のアタックでクルマとタイヤから最大限の性能を引き出すことができれば、間違いなく高い競争力を発揮できるだろうし、そしてそれがレースに向けて大きなチャンスをもたらしくれるからね。僕の目標は、いつもと同じく、可能な限り多くのポイントを獲得することだ。去年の7位よりも上位でフィニッシュできればいいね。
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