ティモ・グロックは、マシンの不調ぶりに不満をぶちまけた。ドライバーとしての評価は高いティモ・グロックだが、最近ではルーキーのシャルル・ピックに負けることもしばしば。マルシャは、今季マシンMR01に手を焼いており、6月には根本的にシャシーの何かがおかしいことを把握していると報じられていた。
その後、リアサスペンションのウィッシュボーンにあった欠陥が改善され、F1モナコGPでは状況は改善されたように見えた。しかし、ここ数戦では再び悪化。マルシャは、FハンガリーGPでティモ・グロックに新しいシャシーを用意しさえしたが、結果は予選でもレースでもシャルル・ピックに敗れた。ティモ・グロックは「現状ではまったく走れる状態ではない」と Auto Motor und Sport にコメント。「原因はわからない。常にオーバーステアだったし、ホイールも絶えずロックしていた」ティモ・グロックは、デザイナーやエンジニアも途方に暮れていると語る。「おそらくマシンのリアに問題があるんだと思うけど、正確に何がおかしいかと聞かれるとわからない」また、ティモ・グロックは、マルシャとマクラーレンとの提携が期待していたほど成果を挙げていないと認めている。「もう少し近づけると期待していたけど、今のところそうはなっていない」「でも、一番重要なのはそこではない。なぜ僕がチームメイトに周回遅れにされそうになっているのかが重要だ」関連:マルシャ、ティモ・グロックとシャルル・ピックに不協和音?