F1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、今週末ホッケンハイムで開催されるF1ドイツGPの先駆けて、メインストレートに3つ目のDRSゾーンを追加することを発表した。今週、ホッケンハイムで2年ぶりにF1ドイツGPが復活する。2016年にはDRSゾーンが2箇所だけだったが、今年いくつかのレースで実際された3つ目のDRSゾーンを追加するという傾向がホッケンハイムでも引き続き見られることになる。
チャーリー・ホワイティングは、これまでのターン1~2、ターン5~6の2つのDRSゾーンに加えて、メインストレートに3つ目のDRSゾーンを追加することを明らかにした。「ピットストレートに検知ポイントとDRSゾーンが追加され、ターン1とターン2に続く。ターン6へのメインのDRSゾーンは少し長くなる」と語った。今シーズン、オーバーテイクを改善し、コース上でのアクションを増やすことを目的に、オーストリア、カナダ、オーストリア、シルバーストンでのレースで3つ目のDRSゾーンが追加されている。DRS (Drag Reduction System)とはDRSとは、リアウイングのフラップをドライバーが手動で可動させることでドラッグを低減させ、オーバーテイクを促進させることを目的に導入された可変リアウイング。検知ポイントで先行マシンの1秒以内につけているドライバーが使用できる。関連:2018年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール