ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2022年F1アブダビGPの初日のフリー走行を2番手で終えた。ブラジルでのF1初優勝から1週間が経過したジョージ・ラッセルは、今週末のアブダビでのシーズンフィナーレに向けた金曜日のフリー走行でも好調さを維持した。
ジョージ・ラッセルは両方のセッションで2番手タイムを記録。FP1ではメルセデスのチームメイトであるルイスハミルトンに続き、FP2ではレッドブルのライバルであるマックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手だった。しかし、ジョージ・ラッセルは、メルセデスはレッドブルと比較して予選とロングランの両方でスピードに欠けていることを認め、ヤス・マリーナで勝利するチャンスを得るために身を粉にして働かなければならないと語る。「来シーズンに向けて学び得る最後の機会の1つであることを考えると、学習という点では非常に力強い1日だった」とジョージ・ラッセルは語った。「特にガレージの僕サイドでFP1中に実行したテストアイテムで今日学んだことで2023年にむけて楽しみだ」FP2は気温の低下でコース状況がが一変した。「クルマは速く感じた」とジョージ・ラッセルは続けた。「でも、1周のペースという点では、レッドブルは僕たちよりも進んでいると思う」ジョージ・ラッセルは、レッドブルRB18は、優れたハンドリングと同様に、ヤス・マリーナの長いストレートで直線速度の強みを発揮していると語る。「彼らはストレートで非常に滑りやすいマシンを持っており、非常に効率的だ。そして、2つの長いストレートと多くの低速コーナーがあるこのようなサーキットでは彼らに完璧に適している」「レッドブルは僕たちよりも速い」とジョージ・ラッセルは認める。「シングルラップはおそらくコンマ2秒先、ロングランはそれより先かもしれない。僕たちは一晩かけてやるべき仕事が少しある」「でも、スパで言われていたよりもはるかに近づいていることを嬉しく思う。ここではそれほど違いはない」「そして、フェラーリと比較して、今週末の我々のパフォーマンスは妥当に見える。明日の予選でトップ3を争えると思うし、日曜日に僕たちをどこに連れていくことができるか見てみたいと思う」