2011年は、F1に初めて義務的な重量配分が導入されるようだ。ドイツの Auto Motor und Sport は、2011年からタイヤサプライヤーがピレリになることで、46:54の前後重量配分が義務付けられると報道。スリックタイヤが導入された2009年のプレシーズンテストでは、ブリヂストンのタイヤ設計の変更に伴い、クルマの重量配分には高価な変更が必要となった。
しかし、2011年は義務的な重量配分が導入されることで全てのチームが同じ立場になる。「重量配分が自由なままな場合、いくつかのチームは偶然正しい重量配分を得られるだろうが、他は完全に間違ったものになるかもしれない。そのようなことは避けたい」とFOTAの技術責任者を務めるロス・ブラウンは述べた。