F1チームは、さらなるルール変更について話し合うために2月1日にバーニー・エクレストンと会議を行う。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、バレンシアで開催されるF1合同テストの初日にF1委員会が開催されることを明らかにした。議題は、KERS、ポイントシステム、ダブルディフューザー、予選になるという。
「議題はスコアリングシステムの調整だけでなく、タイヤの使用、ピットストップ数といった他の問題も重要になるかもしれない。2月末までに定められるだろう」ドメニカリは、予選をQ1/Q2/Q3で行うというフォーマットに変更はないが、2010年に導入される給油禁止のもと微調整が行わることをほのめかした。「(予選)システムは同じままだろう。マシンは燃料のない状態で予選をすることになる。議論は使用することができるタイヤについてだ。Q3で使用したタイヤはレースのスタートで使用しなければならない」KERSについては以下のように述べている。「KERSは高価すぎるので、条件を全チームにとって同じにすることが重要だ。2011年用に新しいシステムを見つけたい」ドメニカリは、レース優勝者により大きな見返りを与えるためにポイントシステムを調整することを認め、F1の現在のテスト制限は極端すぎると不満を述べた。「ミハエル・シューマッハがGP2マシンをテストしているという事実が、何かを変えるべきであることを証明している」また、ドメニカリは、F1チーム側が近い将来にアメリカでのレースを復活させることを希望していることを明らかにした。