2010年にF1に参戦する13チームが、ジュネーブにあるFOTAの本部で会合を行った。会合では、法的拘束力を持つコスト規約文書が討議された。この文書が調印されれば、全チーム、商業権保有者、FIAの新コンコルド協定への推進となる。FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼーモロが、他の仕事で欠席したため、会議は副会長でトヨタのジョン・ハウエットが議長を務めた。
FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼーモロが他の仕事で欠席したため、会議は副会長でトヨタのジョン・ハウエットが議長を務めた。しかし、今回の会議では文書の調印には至らなかった。この文書は、F1コストを2年以内に1990年代レベルまで抑制するというFOTAの案をFIAに納得させるためのもの。したがって、この文書が合意されれば、2010年規約からコスト制限条項を削除は削除されることになり、FIAとFOTAとの論争は終結することになる。論争は今週にも終結するとみられていたが、来週、もしくはハンバリーGP後までかかる見通しだという。FOTAは、まだウィリアムズとフォース・インディアを除名したままであり、新規F1チームの加盟についても発表していない。