FOTAは、今週の木曜日に来年の分裂シリーズへの準備を本格始動させる。24日(水)に世界モータースポーツ評議会が開催されるが、その直後にFOTAは分裂シリーズについての会議を行うという。噂では、FIAのマックス・モズレー会長を追い出すか、またその権力を弱める提案を行い、論争を終わらせるのではともされている。
FOTA幹部は日曜日の午前中にルノーのモーターホームで会議を行っていたことが明らかになっており、その場でマックス・モズレーと和平協定を行わないことが満場一致で決定したとされている。「我々は我々の決定をした。そういうことだ。これ以上議論することはない」とルノーのフラビオ・ブリアトーレは語る。「FIAは我々の門戸を閉ざした。我々は独自のチャンピオンシップを行うことを決定した。交渉はない」フラビオ・ブリアトーレは、今週、新シリーズの詳細の決定を始めることを明らかにしている。「モズレーの言うことに興味はない。もはやそれは我々の仕事ではない」フェラーリの会長であり、FOTA会長を務めるルカ・ディ・モンテゼーモロは、分裂シリーズを楽しみにしている。「2007年11月にフェラーリとキミ・ライコネンは、F1世界選手権に勝利した。明確なルールがあったので可能だった。もはやそうではない」