ヤルノ・トゥルーリが、フォーミュラEマシン“Spark-Renault SRT_01E”をテストした。256戦というF1キャリアを誇るヤルノ・トゥルーリだが、2012年シーズン直前にケータハムのF1シートを失って以来、レースをしていない。だが、先日、ヤルノ・トゥルーリが、フォーミュラEへの参戦意志をもつ“フォーミュラEドライバーズクラブ”に登録したことが明らかになっている。
テスト走行を終えたヤルノ・トゥルーリは「コックピット内からはきちんとしたF1カーをドライブしているよに感じた。サウンドは異なるけど、電気エンジンとギアボックスのサウンドは聞こえるし、フィーリングに関してはレーシングドライバーにとってはパーフェクトだ。外側から見れば違うように思えるかもしれないけど、乗っているとそれには気づかない。運転するには素晴らしいクルマだし、ここまでそれを楽しんでいる」「初日なので、違ったことを予想していたし、それは確かだけど、レーシングカーのフィーリングがあることが最も重要だった。僕は30年、F1では15年レースをしてきた。だいたい全てのことを見てきたし、他とは違った何かを見つけることを楽しみにしていたけど、昔と同じフィーリングを得えてくれたね」動画では、アレハンロド・アガグCEOが“未来的”だと自信をみせるジェット機のようなフォーミュラEマシンのサウンドも収められている。