FIAのジャン・トッド会長は、将来フォーミュラEがマカオで開催される可能性があると述べた。2014年9月に初開催されるフォーミュラEは、ベルリン、ローマ、ロンドンといった大都市でのストリートレースが予定されている。マカオは、毎年11月に有名なマカオGPを開催しており、発表されたフォーミュラEの2014/2015カレンダーとはバッティングしない。
ジャン・トッドは、マカオはフォーミュラEにとって論理的な場所だと述べた。マカオでフォーミュラEを開催する可能性について質問されたジャン・トッドは「都市にあるので、意味をなすだろう」とコメント。「それは我々が検討していることでもある」「まずは香港でスタートするつもりだ。マカオは対象になる可能性がある。連盟と競技するのはプロモーター次第だ」「私は都市での電気自動車を信じている。それがこのチャンピオンシップが世界でも重要な10都市で開催される理由でもある」ジャン・トッドは、フォーミュラEの未知数な性質がファンの間で初期に強い指示を得ているが、一旦シリーズが始まった場合にフォーミュラEがどのようなに受け取られるかについては慎重なままだと述べた。「新しいチャンプオンシップへの関心は魅力的だ」とジャン・トッドはコメント。「競技者、FIA、プロモーター、商業的なパートナーなど、全員が学ばなければならない」「その関心が実現したあとも強く続いてくれることを願っているが、我々は慎重でなければならない」「発表されたチームの生井は、関心を作り出すのに助けになるのは確かだ」「だが、私にとって最も魅力的なのはクエスチョンマークとなっている部分だ。どのような人々が反応し、どのようなノイズが発生し、どのようなスペクタクルになるか?」「それは我々にはわからないことだし、良い予想を作り出すことには慎重にならなければならない」「環境にも優しい。モータースポーツが社会の進化に続くということなので、それは非常に重要なことだ。フォーミュラEはその発展の一部だ」「非常にエキサイティングな新カテゴリー、将来のためのビジョンだと思っている」