フォーミュラEは、2014年マシン“Spark-Renault SRT_01E”による初のトラックテストをフランスのラ・フェルテ・ゴーシェ・サーキットで実施した。テストは、開発ドライバーのルーカス・ディ・グラッシが担当。2日間のテストで約40周を走り込んだ。テスト時のSRT_01Eは、実際にレースで採用される200kWの4分の1となる50kWのバッテリーが搭載された。
「初めてフォーミュラEカーを運転するのは素晴らしいフィーリングだ」とルーカス・ディ・グラッシはコメント。「全てのドライバーがこのクルマで多くの楽しみを得られることを保証できる。4分の1のパワーでもかなりの多くのグリップがあるし、電動モーターは巨大なトルクを発生させる」フォーミュラEホールディングスのアレハンドロ・アガグCEOも「初テストは、このシリーズにとって歴史的な瞬間だった。内容にはとても満足している」とコメント。「チーム、ドライバー、そしてファンもそのルックスやサウンドを気に入ってくれると思う」「現在、フレデリック(・バスール:スパーク・レーシング・テクノロジー代表)と彼のチームは、ルーカスと共にマイレージを重ね、耐久性の確立に集中している」「非常に刺激的な開発であり、2014年9月に北京で開催される初レースで、全20台マシンがグリッドを並ぶ姿を見るのが待ちきれないんだ」フォーミュラEは、2014年9月に北京で開幕を予定している。


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